食材の切り方

・そぎ切り

厚みのある材料をそぐように切る切り方。切り口の表面が大きくなる為短時間で均等に火が入りやくすなる。鶏肉、白菜の根元、しいたけ、刺身などでよく用いられる。

・短冊切り

短冊の形に似ていることからこう呼ばれる。長さ4~5cm、幅1cm、幅2mm程の薄さに切る。火が通りやすいので、汁物や炒め物の食材に使います。サラダ、汁物、和え物などによく用いられる。

・拍子木切り

拍子木のように四角柱に切る切り方。大きさは長さ4~5cm、幅1cm位、厚さ7~8㎜。短冊切りより厚みのある切り方です。煮物、和え物、酢のものなどによく用いられる。

・半月切り

縦半分に切り、切り口を下にして端から一定の幅で切る。人参、きゅうり、大根など棒状の材料を切るときに用いる切り方。煮物、汁物によく用いられる。

・いちょう切り

切り口の丸いものを縦に十文字に切り、端から一定の暑さに切ることで、イチョウの葉っぱのような形にする切り方。半月切りにしたものを更に半分にしたものをいう。煮物、汁物によく用いられる。

・乱切り

野菜を不規則な形に切る切り方。形は違っても大きさはそろえることがポイント。棒状の野菜を回しながら切る。回し切りということもある。

・みじん切り

食材を1~2mm角程度に細かく刻む切り方。玉ねぎ、にんにく、しょうが、ねぎ等によく用いられる。

・千切り

食材を幅1~2mmに細く切る切り方。細切りよりも細く切る。肉料理と共にキャベツを盛り付ける際の切り方としてよく用いられる。

・小口切り

ネギやキュウリなどの細長いものを、端から筋に直角に同じ幅に切ること。小口とは切断面のことをいいますが、料理用語としては寺領の端を指します。薬味等の切り方によく用いられる。

・くし形切り

玉ねぎ、ジャガイモ、りんご、トマトなど丸い形の食材を放射状に切る切り方。代用的な形としてりんご切り方は、この切り方です。

・輪切り

大根、人参など切り口が丸いものをそのまま円形に切る切り方。厚さは料理によって決める。似ている、または同じ切り方に小口切りがある。