ジャンル:ドイツ料理
調理日:2021年12月19日
食材
- 強力粉 220g
調味料・材料
- ドライイースト 2g
- 牛乳 50g
- 塩 小さじ1
- 無塩バター 150g
- アーモンドパウダー 50g
- 砂糖 25g
- 溶き卵 25g
- ドライフルーツ 120g(レーズン50g、クランベリー30g、いちじく30g)(多少内容は違っていても良い)
- くるみ 50g
- 粉砂糖 50g
- 赤ワイン 200ml
- ラム酒 40ml
調理器具
- ボウル 2~3つ程
- 器 1つ(ドライフルーツを洋酒漬けするもの)
- 大きめのタッパ 1つ
- クッキングシート 適量
- キッチンペーパー 適量
- 天板 1つ
- オーブン
下準備
- 器にドライフルーツを入れ、赤ワイン200ml、ラム酒40mlを入れて1日漬け込む。
- バターを柔らかくしておく。
調理方法
- 《パン生地作り》熱湯を20g用意し、牛乳50gと合わせたら、強力粉100gを入れたタッパに入れて、ドライイーストg、塩小さじを入れたら2分くらい良く混ぜ合わせる。
- 生地をタッパの中心に寄せて蓋をし、2倍になるまで発酵させる。(約1時間)(暖かい場所で)
- 《バター生地を作る》柔らかくしたバターをボウルに入れ、潰したら無塩バター50g・アーモンドパウダー50gを入れてよく混ぜ合わせる。
- 更に溶き卵25gを入れてよく混ぜ合わせる。
- 強力粉をふるいながら入れて、粉っぽい部分がなくなるまでよく混ぜ合わせる。
- 洋酒につけたドライフルーツの水分気をクッキングシートで良く取る。
- くるみを荒く刻む。
- パン生地が2倍に膨らんだら、バター生地を入れて、パン生地の白い部分が見えなくなるまでよく混ぜ合わせる。(カードが使いにくければ手でもOK)
- 生地が良く混ざったら、水気を良く切ったドライフルーツと、くるみを加え混ぜ合わせる。
- 生地を丸くまとめてボウルに移し、お湯をはった別のボウルに重ね合わせ1.5倍になるまで発酵させる。
- 天板にクッキングシートをしき、生地を取り出したら、直径20cmに平たく伸ばす。
- 生地の中央が厚くなるように、両端を内側に折りたたむ。
- 折りたたんだ生地の表面に、くぼみをつけるように麺棒で押し込む。
- 手で全体の形を整えて、180℃に予熱したオーブンで30~40分焼き色がつくまで焼く。
- 焼きあがったらすぐに、シュトーレンの表面にバターをまんべんなく塗る。(バターをたっぷり塗ることで長期間保存ができる)
- バターを塗ったら、表面に粉砂糖をたっぷりつける
- 時間がたつと砂糖がしっとりしてくるのでたっぷりつけたらできあがり。(時間が経つと熟成が進んで、どんどんおいしくなります)
調理。食べた感想
シュトーレンは、寒い時期に作るので、発酵が遅く思った以上に時間がかかりました。オーブンの発酵機能を使えばよかったと、後から気づきました。バターを多く使うため、生地がオイルっぽくて生地を混ぜ合わせるのが大変でした。食べた感想は、洋酒漬けしたドライフルーツがアクセントとなり、しっとりとバターの香る大人の味のおいしいケーキでした。クリスマスまで少しずつ切って食べたいお思います。
料理の自己評価(5段階評価)
- 見栄え ★★★★★
- 味 ★★★★★
- コスト ★★★★☆
- 手軽さ ★★★☆☆
総評
バターと、ドライフルーツの味わいがとてもおいしいシュトーレンです。雪が積もったような見栄えで、クリスマスにピッタリ。調理に時間がかかるので、手軽にはできませんが、数日食べ続けれると思えば苦労しがいがあります。とてもおいしくできるので、是非作ってみて下さい。
うんちく
シュトーレンは、ドイツで古くから食べられている菓子パンです。ドイツでは、「シュトレン」と呼ばれる。 シュトレンという名前はドイツ語で「坑道」を意味し、トンネル型の形状から名称された。 日本で広く認知されている表記の「シュトーレン」は、ドイツ語の発音としては正しくない。本投稿では、日本で馴染みのある呼び方のシュトーレンで呼びます。ドイツとオランダでは、伝統的にクリスマスに食べられます。ドイツでは、クリスマスを待つ4週間のアドヴェント(待降節)の期間に少しづつスライスして食べる習慣がある。