ジャンル:ウクライナ料理
調理日:2022年3月12日
食材
- 豚スペアリブ 500g
- ビーツ 1個(300g)
- キャベツ 1/4個
- 玉ねぎ 1/2個
- にんじん 1/2個
- じゃがいも 1個
調味料・材料
- おろしにんにく 5cm
- 塩 小さじ2、小さじ1/2
- 砂糖 大さじ1
- 黒胡椒 5振り
- ローリエ 1枚
- トマトペースト 大さじ2
- レモン汁 大さじ1
- バター 15g
- サラダ油 大さじ1/2
- サワークリーム (お好みで)
調理器具
- 鍋 1つ
- ザル 1つ
- フライパン 1つ
- フライパンの蓋 1つ
- 大きめのボウル 1つ
下準備
- スペアリブを適当なサイズに切り分けて鍋に入れ、肉がかぶるくらいの水を入れたら湯を沸かす。(火加減:中火の強火)
- 沸いてきたら茹でこぼしてザルにあけ灰汁を取る。
- 肉の表面の灰汁や血の塊を水洗いする。(鍋も一度きれいに洗う)
- 綺麗にした鍋に、再度肉を入れて、水1.5ℓ、塩小さじ2、ローリエ1枚を入れたら火をつけ一度沸騰させる。(火加減:中火の強火)
(今回スペアリブが手に入らなかったので、豚バラブロックで代用)
- 沸騰して灰汁が出たら取り除き、火加減を中火の弱火にして1時間ほど煮込む。(火加減:中火の弱火)
調理方法
- フライパンに、サラダ油大さじ1/2、バター15gを入れたら火をつける。(火加減:中火)
- バターが溶けたら、にんじん、玉ねぎを入れて3分炒める。(火加減:中火)
- 炒まったら、ビーツを入れて更に3分炒める。(火加減:中火)
- 肉を煮ている出し汁を、お玉一杯分フライパンに入れ、砂糖大さじ1、トマトペースト大さじ2、レモン汁大さじ1を入れたら混ぜ合わせ、中火の弱火にし蓋をして10分蒸し焼きにする。(火加減:中火の弱火)
- 肉の煮込みが1時間終えたら、肉とローリエを取り出してザルを通して大きめのボウルに濾す。(鍋を再度洗う)
- 肉の粗熱がとれたら、骨を取って一口大に切る。
- 洗った鍋に、ダシを戻し入れ、キャベツ、おりしにんにく5cm、塩小さじ1/2、黒胡椒5振りを入れたら一度沸騰させる。(火加減:中火の強火)
- 沸騰したら、中火の弱火にして15分煮込む。(火加減:中火の弱火)
- 15分煮たら、じゃがいも、肉、炒めた野菜を入れて野菜が浸かるまで水を足して更に20分煮込む。(火加減:中火の弱火)
- 20分煮込んだら味見をして、塩で好みの味に微調整する。
- 味を整えたら火を切り、蓋をして30分以上寝かせたらできあがり。(お好みでサワークリームをのせる)
調理・食べた感想
ダシから取っていくので、調理は長めでした。ただ難しい工程はないので、時間をかければできあがりました。今回スペアリブが調達できなく、豚バラブロックを代用したので、豚骨のダシが取れておらず味が少し違うと思います。ビーツを食べたことが無く、おいしくないと聞いていたので不安でしたが、食べてみると新しい味わいでおいしかったです。ビーツの味はやや土臭く確かに好みが分かれると思いますが、健康にはとても良いそうです。
料理の自己評価(5段階評価)
- 見栄え ★★★★☆
- 味 ★★★★☆
- コスト ★★★★☆
- 手軽さ ★★★☆☆
総評
ビーツの味が豊かに香るおいしいスープです。今回ビーツがやや少なかったのでオレンジっぽくなりましたが、本当はもっと赤くなります。調理に時間のかかるレシピなので、時間のある時に作ってみて下さい。ビーツは食べる輸血と呼ばれるくらい体に良い食材なので、積極的に取っていきたいものです。
うんちく
ボルシチは、東ヨーロッパと北アジアで一般的な酸味のあるスープ。ビーツをもとにしたウクライナの伝統的な料理で、鮮やかな深紅色をした煮込みスープです。元々は湿った牧草地に生育する草本植物の茎、葉散形花序のピクルスを調理した古代のスープに由来し、スラヴの名前が付けられた。時が経つにつれて、様々な酸っぱいスープに進化し、その中でウクライナのビーツを使った赤いボルシチがもっとも人気がある料理となっている。
今回の料理で参考にさせて頂いた動画
Kitchen BELOCHKAチャンネルのYouTube動画